男も座ってくれよ、マジで

人には誰しもが大切にしている価値観(こだわり等)があり、その価値観のことをコアビリーフと呼びます。

例えば仕事でクライアントとの待ち合わせの際、「何分前に来るか」問題があります。あなたは何分前に来るのが適切だと考えますか?

・最低でも10分前に来るべきだ
・30分前しかないだろ
・5分で全然OK

正解は間に合えばいいのでジャストでいいはずですが、待ち合わせひとつとっても人それぞれ意見(価値観≒こだわり)はさまざま。一方、人間関係を良好に保つには、自己主張ばかりするのではなく、相手の価値観を受け容れることも大切だといわれます。

例えば、管理職で時間に対するこだわりが強い人は、部下との関係性を良好に保つためにも、事前に「自分は時間に厳しい人間だから」と部下へ先に伝えておいたり、部下が5分前にきても頭ごなしに叱ったりしないなどの対策が望ましいと言えます。

ところで、洋式トイレってあるじゃないですか。


洋式トイレ


スタバとかだと男のトイレもほとんど洋式だったりするんですけどね、ここに現代社会が抱える重大な問題があります。それが


洋式立ちション問題


もうねトイレ入った瞬間、まだ未使用の便座が全開。足元見たら、アレが飛び散ってますから。もうめっちゃ汚いですから。靴の裏が汚れますから。その靴で歩いたらあらゆる床が汚れますから。

このように洋式立ちションって、ミサイルで国際社会を脅かすカリアゲロケットマン問題と同等レベルのやっちゃいけない問題だと思うんですが、さも立ちションが男らしいのであり、座っておしっこするのは女みたいで恰好悪いという意味不明の価値観を持つ男性は多いようです。

女性の立場からすれば、掃除も大変だし汚れるから男性にも座ってしてほしいと思う方が多いのではないでしょうか。

さて、仮にあなたを好きだという男性がいた場合

・男らしくないからと聞き入れず立ってトイレ(小)し続ける男
・掃除大変だし座ったほうが清潔だもんね!と座ってトイレ(大and小)する男

あなたならどっちの男を支持しますか?

この場合、相手が座ってトイレを望むならそれに従うのが概ね正解。何がなんでも立ちションする必要性は見当たりませんし、くだらない価値観(立ちションビリーフ)を捨てたほうがよいでしょう。

そして、恋愛にもさまざまなコアビリーフが存在します。

例えば、「どこからが浮気?」問題。

①二人で食事しただけでも浮気
②キスからが浮気
③セックスしたら浮気
④セックスしても気持ちが移らなければ浮気じゃない
⑤バレないようにしてくれれば浮気じゃない

あなたならどこからが浮気だと思うでしょうか?

意見はさまざまでしょうが、これを洋式立ちション問題に照らし合わせれば、正解は相手が思う浮気の定義に従い、浮気と認定されない行動を心掛ければ結果的に浮気認定されないということになります。

ただ、食事だけで浮気扱いはかなり窮屈ですね。また、浮気があってもその後、幸せなカップル・夫婦もいれば、浮気がなくてもその後、不幸せなカップル・夫婦もあるわけで。浮気=死刑(別れる)となるカップルもそうでないカップルもあるわけで。

要するに人は誰もが間違うこともあるわけで、浮気であったかどうかではなく、浮気があったならその後どうするかのほうが大切だったりします。

洋式立ちション問題と比較すると、どこからが浮気問題は複雑な問題だといえるでしょう。

さて、ここからが本題です。

「どこからがセックスする相手?」問題はいかがでしょうか。

①とりあえずやってみる
②いやじゃなければやってみる
③好みならやってみる

④何度か会ってみて気が合えばやってみる
⑤好きになってからする
⑥お互い好きになってからする
⑦付き合ってからする
⑧結婚前提ならする

あなたならどこからがセックスする相手だと思うでしょうか?

これが処女だけでなく、すべての女性にとってとても重大な問題ですが、詳細は次回述べてまいります。